神保町随一のカレー激戦区だと勝手に読んでいる地区、それが「明大前横の坂エリア」である。
我らがエチオピア(筆者は熱狂的なエチオピア信者)をはじめ、チキンカレーにポークカレー、スープカレーにカロリー系カレー……つまりカレーの名店街なのだ。
そんななか、唯一のインド料理屋が「スパイスキッチン3」である。
一言で言えば、とにかく無難・安牌インドカレーだ。
味や店内の雰囲気はもちろん、ちょいとアヤシゲなインド系のお兄さんが、目力効かせながらナンをパンパンしていることもない(私はその光景が大好物なのだが)
とにかくインドカレー慣れしていない人を連れてくるにはぴったりなのである。
ということで、今日はサグマトンカレー(単品)をオーダーする。普通だと辛さもマイルドなので、今回は大辛に。
ちなみにセットであればナン食べ放題なので安心されたし。
うむうむ、マイルドだ。魔改造とまでは言わないが、食べやすさを感じる。
インドカレーを40番くらいのヤスリから磨きはじめて、1000番まで仕上げたような味わいだ。
ワイルドさを望むカレーファンには物足りないかもしれないが、ニュートラルとしての「日本で食べるインドカレー」の役割は果たしている。
というわけで今日は金曜日。街行く人々は陽気な千鳥足だ。
みんなみんなおつかれさま!
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